天才バカボンのパパは、名門バカ田大学の卒業生である。しかも首席で卒業したというから大したものだ。間違いのないように言っておけば、あの早稲田大学の近くにある別の学校の話である。関係者の方は勘違いされぬように▼
漫画《天才傻鹏》中的爸爸曾就读于名牌大学傻田大学,毕业时还是第一名,可谓精英。为免误会,特此说明:傻田大学是早稻田大学附近的另一所学校。还请相关人士切勿误解。
♯都の西北、早稲田のとなり……。誇らしげに腕を振って、パパは校歌を歌う。「バカの王者」テイノウ義塾大学の卒業生への対抗心はあらわである。再び念のために言えば、慶応義塾大学ではないので、皆さん、気を悪くしないで頂きたい▼
♯东京都西北,早稻田之邻……爸爸自豪地挥动双臂唱起校歌。言辞间对“傻瓜王者”帝能义塾大学毕业生的对抗意识展露无遗。为防万一,再次强调:此大学并非庆应义塾大学,还请各位切勿介意。
注:原文的“テイノウ”是“慶応”的谐音表达,译文中“帝能”对应的是“低能”的谐音。
学歴とは何か。人によっては出身校は大事な自負であり、大切な思い出そのものである。ただ、それをやたらと自慢する行為ほどみっともなく、滑稽なものはない。そんな微妙な浮世の感情を、からっとギャグで笑い飛ばすマンガ家、赤塚不二夫は天才だろ▼
展开剩余77%学历究竟为何?对有些人而言,毕业院校是重要的自豪源泉,本身更是珍贵的回忆。但过度炫耀学历,却是丢人现眼、滑稽可笑至极。漫画家赤冢不二夫用诙谐风趣的表达化解世人此种微妙情感,博得读者一笑,堪称天才。
さて、こちらのドタバタ劇はどうか、と言ったら失礼か。伊東市長の学歴詐称疑惑である。東洋大学を卒業との経歴が偽りと発覚し、市長が辞めると言ったり、撤回したり。不信任決議も出て、とうとう市議会が解散された。市政の混迷、ここに極まれり▼
如此评价或许失礼,但眼前这场闹剧又如何呢?伊东市长被质疑学历造假,她毕业于东洋大学的经历确系伪造。此事曝光后,市长先是表态辞职,后又反悔。导致议会提出不信任决议案,最终市议会解散。至此,市政运营已是混乱不堪。
そもそもどんな学校を出ていようが、出ていまいが、市長の資質には関係がない。それがこんな大騒ぎになり、多くの人の気持ちを逆なでしているのは、どういうことか。市長の責任は当然のごとく重い▼
原本,毕业或是曾就读于哪所院校都与市长资质无关。但此事引发如此轩然大波,激怒了众多民众,缘由何在?市长的责任不可谓不大。
たかが学歴、されど学歴である。「これでいいのだ」とバカボンのパパが胸を張って言える結末は来るのか。伊東市民にあらずとも、心配になる。
说是区区学历,其重要性似乎又不止于此。《天才傻鹏》中爸爸能坦然说出“这样也不错”,现实中这样的结局又能否到来?即便我非伊东市民,也不免为之忧心。
单词解析
1.誇らしげ「ほこらしげ」
自豪地,骄傲地。
【例句】優勝した息子を誇らしげに紹介した。
2.気を悪くする「きをわるくする」
感到不愉快,生气。
【例句】冗談のつもりが、彼女を気を悪くさせてしまった。
3.笑い飛ばす「わらいとばす」
一笑了之,用笑声化解。
【例句】批判を笑い飛ばして、前向きに進む。
4.ドタバタ劇「ドタバタげき」
闹剧,混乱的戏剧性事件。
【例句】選挙戦はドタバタ劇の様相を呈している。
5.逆なで「さかなで」
反着抚摸(毛发等),故意激怒。
【例句】彼の言動はいつも人の逆なでするばかりだ。
【翻译心得】
原文:そんな微妙な浮世の感情を、からっとギャグで笑い飛ばすマンガ家、赤塚不二夫は天才だろう。
译文:漫画家赤冢不二夫用诙谐风趣的表达化解世人此种微妙情感,博得读者一笑,堪称天才。
分析:原文属于长定语句,译者重组了语序。采用“漫画家赤冢不二夫 +(他用...方式做了什么事)+ 堪称天才”的逻辑链条,将长定语转化为谓语叙述部分,使读者一目了然。此外,「からっとギャグで」没有字对字翻译,而是意译为“用诙谐风趣的表达”。
【背景知识】
長引く伊東市長の学歴詐称疑惑に地元市民はうんざり「早く終わらせたい」「ちょっと異常」
東洋大学卒業ではなく「除籍」だった。学歴詐称疑惑を指摘されている静岡県伊東市の田久保真紀市長について、伊東市民に話を聞いた。
伊東市は連日メディアでその名を報道され、地元を愛する市民は迷惑している様子だ。「ちょっと長いよね、早く終わらせたい」「程度が低すぎて、恥ずかしくて話せない」「ちょっとしたことで騒ぎすぎ。ちょっと異常」といった声が寄せられた。
発端は伊東市の市議会議員全員に郵送された差出人不明の文書だ。内容は「東洋大学卒ってなんだ!彼女は中退どころか私は除籍であったと記憶している。議会に真実の追及を求める!」というもの。
市議会の追及を受けて、田久保氏は東洋大学を除籍されていたことは認めたものの、同時に卒業証書も受け取っていたと主張。二転三転する明瞭さを欠く説明がさらに問題を大きくさせ、市長を辞職したうえで出直し選挙への出馬を表明した。
謝罪会見でピンクのジャケットを着用したことでさらに炎上。色彩専門家の南涼子氏は「ピンクは一言で言うと厳しい色ではない。ちゃんと心から謝っているという感じよりは、むしろ甘く考えているなどのイメージにつながってくる。やはり反感を買ってしまう。一番謝罪会見にあってはならない要素を持った色」と指摘。
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